腰痛の専門家監修｜股関節の痛みはトリガーポイント鍼灸で改善できる

このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

股関節の痛みはトリガーポイントの鍼灸で改善できる

・歩くと足を上げにくく、股関節に痛みが感じる
・体重が増えてしまい股関節に負担がかかっている
・整形外科で変形性股関節症や腰痛と診断を受けている
・整形外科でリハビリをしているが効果があまり感じられない

このような悩みをお持ちの方はおられますでしょうか。
当院は、東京都武蔵野市で腰痛専門で治療を行っている鍼灸整体院です。

股関節の痛みが鍼灸治療で改善できます。
鍼灸治療は、股関節痛の原因となる血流障害や筋肉の過緊張による痛みやしびれを緩和させることができます。
このページでは、当院の股関節の痛みに対する鍼治療について解説しています。
是非、参考にしてみてください。

股関節の痛みの原因と主な症状

股関節の痛みは、主に足の付け根の痛みが起こります。
動作では立つ、歩く、座るなど日常生活での動きによって痛みが出現します。
とくに椅子からの立ち上がりや歩き始めなどの動作開始時の痛みが起こりやすく、慢性化すると可動域制限が現れ歩行にも障害が起こることがあります。

一般的には足の付け根に痛みを感じることが多いですが、悪化すると太ももや膝などに痛みやしびれが広がることもあります。
股関節の痛みの原因としては、

・変形性股関節症
・先天性股関節
・脱臼
・骨折
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰部脊柱管狭窄症
・股関節を動かす筋肉の痛み

など、股関節自体に原因がある場合と腰に原因がある場合にわかれます。

3か月以上経っても痛い場合は治療が必要

股関節は常に体重がかかる部分であるため、肥満や長年の負荷などの要因は痛みを引き起こす可能性が高まります。
股関節の痛みの症状は、歩く、立ち上がり、足を上げるなど股関節の動きに伴って痛みが現れることがほとんどです。

稀に腰を動かすことでも股関節に痛みが現れることがあります。
この場合は痛みの原因が腰にあるので、見極めが大切です。
股関節の痛みの発生から3ヵ月以上経っても痛みが取れない場合は慢性化した股関節痛といえるでしょう。
この状態から自然に痛みが解消されるのは困難なので積極的な治療が必要です。

股関節の痛みに対するトリガーポイント鍼灸

当院の鍼治療は、トリガーポイント療法を中心とした神経解放テクニックを行います。
トリガーポイントとは「痛みの引き金になる筋肉のこり」という意味です。

銃の引き金を引くと弾が遠くに飛んでいくのと同じように、トリガーポイント（筋肉のこり）が引き金になり、原因とは離れた部位に痛みを出現させます。
この離れた部位に感じる痛みを「関連痛」といいます。
つまり「痛みの原因」はトリガーポイント（筋肉のこり）であり、痛みを感じる場所、つまり「症状」が関連痛と考えます。

実際にトリガーポイントが起こる場所について

実際のトリガーポイントの図を解説します。
×がトリガーポイント（筋肉のこり）で実際の症状（関連痛）は赤く記されている場所です。
股関節に痛みがある場合、
・腰やお尻の筋肉のこりに原因がある
・股関節自体に原因がある
の2種類があります。

その中でもトリガーポイントが起こりやすいのは、腰から股関節にかけてついている筋肉です。
このトリガーポイントは腰痛にも関係しています。
もし腰痛もある場合は、このトリガーポイントが股関節の痛みに関係している可能性が高いです。
（×:トリガーポイント　赤:関連痛）

股関節に原因のあるトリガーポイントについて

 股関節自体に原因がある場合は、股関節の外側や前側にある筋肉にトリガーポイントがあります。

股関節の痛みは、「はっきりここが痛い」という痛みと「どこが痛いかはっきりわからない」という痛みの2種類あります。
はっきりわかる痛みは、その場所にトリガーポイントがあることが多いですが、はっきりわからない痛みは、腰など遠く離れたトリガーポイントからの関連痛（股関節痛）の可能性が高い傾向にあります。

当院では、トリガーポイントを高い触診技術によって確実に原因のトリガーポイントを特定していきます。
近年の研究により、トリガーポイントは、筋膜、腱や靭帯など軟部組織（ファシア）にできることが解明されました。
股関節痛のトリガーポイントは、筋膜にできます。 筋膜は、全身を包むタイツのようなもので、長時間ストレスがかかり続けると、筋膜が縮こまり筋膜同士の癒着が起こって、全身を締め付けてしまいます。
（×:トリガーポイント　赤:関連痛）

トリガーポイントは筋膜の癒着で起きている

トリガーポイントは筋膜の癒着によって引き起こされています。
この「筋膜の癒着＝トリガーポイント」を解消させることで、股関節の痛みが軽減していきます。
当院の鍼治療は、トリガーポイントに直接アプローチすることで、筋膜の癒着が取れて柔軟性が良くなり、股関節痛が改善します。

股関節の痛みは当院の神経解放テクニックで治ります

整形外科で行うブロック注射や電気治療、飲み薬(リリカやロキソニンなど)では股関節の痛みを改善することはできません。
慢性化した股関節の痛みには当院独自の治療法である神経解放テクニックが効果的です。

神経解放テクニックは整体と鍼灸を組み合わせた治療法です。
原因である患部の神経圧迫の改善だけでなく付随して起こる腰部の痛みの緩和も促します。

鍼灸治療は痛みやしびれなどを改善する除痛効果の他に自律神経の不具合を整え安定させる効果もあります。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。

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