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このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
「産後の育児中に起こる背中の痛みがつらい」
このような背中の痛みは多くの育児中の方が悩まされている症状です。
発症が早い方だと妊娠中から悩まされるため長期にわたって続くこととなります。
今回は「育児で背中痛い原因とは|産後育児の負担による腰痛や背中の痛みの改善方法」と題して、その産後に起こる背中の痛みの原因と改善方法を解説します。
産後に起こる背中の痛みには以下の3つが考えられます。
・抱っこなどによる筋肉疲労で起こる
・腰痛の悪化によって背中も痛みが起こる
・内臓機能の不調が影響して起こる
育児による背中の負担は一日程度の疲労であれば比較的すぐに回復に向かいます。
しかし、産後直後から最低でも1年~2年は継続的に抱っこなど背中の筋肉に負担がかかる姿勢や動作が続きます。
この背中の筋肉疲労が蓄積することで痛みが発生します
抱っこなどは腰を後ろに反らす運動が起こるため腰(主に腰椎)に負荷がかかります。
この腰の負担によって腰痛を悪化させる可能性があります。
この腰痛によって腰周辺の筋肉にも負荷がかかる動作が起こるため、背中の重だるさや張り感が感じ痛みが起こりやすくなります。
内臓機能の不調が起こると背中に痛みが発生することがあります。
産後は乳幼児の生活リズムに合わせて日々を過ごすようになります。
そのため寝たいときに寝れなかったり、夜中に急に起こされるようなことが起こります。
また思い通りにいかず精神的にイライラしたり落ち込んだりすると自律神経が乱れやすくなります。
こういった状況が続くと、内臓機能に影響し不調が起こります。
この内臓系の不調の一つに背中の痛みがあります。
産後に起こる背中の痛みを解消させるためにはいくつかのポイントがあります。
以下の通りです。
産後6~8週間の期間を「産褥期(さんじょくき)」と呼びます。
この期間は無理をせず、できる限る安静に過ごすことが重要です。
産褥期は体が元の状態に戻るまでの期間であるため、この期間に無理をしてしまうと体の回復が遅れてしまいます。
そのためまずは疲労の回復を高めるためにも体を休めることが有効です。
育児を完全に休むことは難しいかもしれませんが体を壊してしまっては元も子もありません。
特に痛みがあるときは家族や親族の協力をできる限り受けて、体を休めることを考えましょう。
姿勢が不良になると筋肉に負担がかかり伸び縮みができなくなり痛みが起こります。
とくに育児では抱っこやおむつ交換など丸まった姿勢が多くなり、丸まってしまう姿勢で歪むことがあります。
このような状態の場合は伸びなどのストレッチが有効です。
この状態を改善するためにはストレッチポールなどが効果的です。
自宅にない場合は布団やバスタオルなどを円柱状に丸めてうまく活用してもよいでしょう。
筋肉のこりや硬さは適度に体を動かすことで解消できます。
肩甲骨や肩を動かす単純な体操から始めていきましょう。
自律神経や内臓の不調に関しては、生活リズムの改善とストレス解消が対処法となります。
生活リズムを完全に解消することは現時点では難しいため、睡眠時間の確保を優先的に考えましょう。
家族が休みのときは、なるべく睡眠をとれるよう協力してもらいましょう。
また、ストレス解消も有効なため、好きなことに取り組める時間を作るようにしましょう。
産後の背中の痛みは適切な治療を行わないと慢性化し痛みやしびれが残存する可能性があります。
改善のためには背部痛が起きた直後から周囲の筋肉の筋緊張や筋硬結(筋肉のコリ)を緩和させる必要があります。
この改善には当院で行っている神経解放テクニックが効果的です。
神経解放テクニックは整体と鍼灸を組み合わせた当院独自の治療法です。
ぜひ、産後の背中の痛みでお悩みの方は当院の治療を受けてみてはいかがでしょうか。