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このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
「腰の痛みやしびれがすっきり改善しない」
このような慢性的な腰痛で悩んでいる方はおられるのではないでしょうか。
腰痛がすっきり改善しない原因には多裂筋のトリガーポイント(筋肉のこり)が原因の可能性があります。
今回は「多裂筋のトリガーポイント|多裂筋が原因で起こる腰痛について」と題して、腰痛の原因である多裂筋について解説します。
多裂筋は背骨についている小さな筋肉です。
腰部だけ大きく太い筋肉として付着しています。
多裂筋は主に身体を反る動作や片側に身体を傾ける際に働く筋肉です。
また、多裂筋は姿勢保持筋(インナーマッスル)として重要な役割を担っています。
背骨は一つ一つの骨が積み木のように重なっています。
そのため安定性に乏しく、筋肉や靭帯で補強する必要があります。
その代表的な筋肉が多裂筋です。
多裂筋が腰痛を引き起こす原因には筋肉内にトリガーポイントという痛みやしびれを起こす筋肉のこりが関係しています。
健康的な筋肉では血管から酸素や栄養素をもらって伸びたり縮んだりと柔軟性に富んでいます。
しかし多裂筋に負担がかかり続けると筋肉は過緊張状態になります。
その状態が長時間続くとトリガーポイントという筋肉のこりを発生させます。
トリガーポイントは筋肉のこりが発生した原因の場所に痛みやしびれを出現させる以外に、関連痛と呼ばれる筋肉のこりが発生した場所以外にも痛み、しびれ、だるさのような症状を発生させます。
以下のような生活習慣の場合、多裂筋にトリガーポイントが発生し腰痛が起こりやすい傾向にあります。
・物を持ち上げるなど長時間の前かがみ動作を頻繁に行っている
・姿勢が崩れた状態のまま長時間の座位または立位でいる
・デスクワーク中に長時間の不良姿勢で座り作業をしている
多裂筋は姿勢保持筋であるため、座った姿勢や立っている姿勢では常に筋肉に負担がかかっている状態です。
特に片足に重心をかけて長時間立っている不良姿勢では背骨がより不安定な状態になります。
この不良姿勢が要因となって姿勢保持筋である多裂筋には過度なストレスが加わります。
このような負担がかかる長時間の仕事や生活をしていると知らぬ間に多裂筋には疲労が蓄積し、トリガーポイントを発生させます。
多裂筋の腰痛の特徴として主に背骨の中心部に痛みを感じます。
また痛みの場所は腰とお尻の境目あたりに出現することが多い傾向にあります。
よく多裂筋のトリガーポイント症状で悩まれている方は「腰骨の中央が痛い」と訴えることがあります。
多裂筋は背骨の際に付いているためこういった「背骨が痛い」と感じてしまいます。
またそれ以外の関連痛としてお尻や太もも裏、お腹側まで痛みやだるさ、違和感を感じることがあります。
多裂筋は背骨の直ぐ際に付いています。
この多裂筋は高度な触診技術がないと骨を間違えて圧迫していまい、新たな痛みを出現させてしまう可能性があります。
そのため腰骨と筋肉の境目をしっかりと指で探り、多裂筋にピンポイントで刺激を行う必要があります。
当院では施術の技術研修はもちろんのこと筋肉を正しく触り分けするために体表解剖の研修を多く取り入れています。
腰部多裂筋は分厚い筋肉なので、施術だけでなく鍼施術や整体療法も大変効果的です。
この多裂筋のトリガーポイントは整形外科では「ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因」だと間違えて診断を受ける場合があります。
そのため整形外科を通院しても治らない腰痛は多裂筋のトリガーポイントの可能性があります。
多裂筋の腰痛は適切な治療を行わないと慢性化し痛みやしびれが残存する可能性があります。
改善のためには腰痛が起きた直後から起きる周囲の筋肉の筋緊張や筋硬結(筋肉のコリ)を緩和させる必要があります。
この改善には当院で行っている神経解放テクニックが効果的です。
神経解放テクニックは整体と鍼灸を組み合わせた当院独自の治療法です。
ぜひ、多裂筋の腰痛でお悩みの方は当院の治療を受けてみてはいかがでしょうか。