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このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
こんにちは、腰痛専門鍼灸整体院コモラボの鈴木です。
「腰の痛みがつらくてコルセットを利用したい」
「ぎっくり腰になってしまった、正しいコルセットの付け方を知りたい」
このような腰痛の方でコルセット(腰痛ベルト)を利用する際に「とりあえず腰にコルセットを巻けばいいだけ」と思っている方は多いのではないでしょうか。
しかし、腰痛の専門家からみるとコルセットを間違って巻いてる方が多いように感じます。
どうせ巻くならより一層効果が出る方が誰でも良いですよね。
今回は「コルセットの正しい位置とは?|意外に知らない腰痛ベルトの正しい巻き方」と題して、腰痛の痛みを抑える正しいコルセット(腰痛ベルト)の巻き方について解説します。
コルセット(腰痛ベルト)をこのような巻き方をしていないでしょうか。
・腰(腰骨から上)のみにコルセットを巻いている
・きつく締めると苦しいため緩く巻いている
・内側の太いバンドのみ巻いて外側のバンドを弱く巻いている
・巻くときの角度はより水平に巻いている
・呼吸を特に意識せずに巻いている
コルセットでよくある巻き方の間違いは、「腰(腰骨から上)のみにコルセットを巻いている」というものです。
上の図にある「赤い部分のみ」で腰を巻いてしまう状態です。
腰痛ベルトというくらいですから腰を巻くことが正しいのではないかと思うかもしれません。
しかし、実は効果的な巻き方は青い部分に巻く方法です。
コルセットは腰骨と骨盤を安定させるために装着します。
そのため、ある程度は強めに巻かないと効果がありません。
苦しいからと弱く巻いてしまうと本来の目的である「固定する」という効果を発揮することができません。
巻く位置は骨盤の上前腸骨棘という骨の出っ張りを中心とします。
ちょうど、ズボンのポケットの位置にです。
この左右に上前腸骨棘をコルセットの幅の中央部になるようにセットし、巻くことで腰骨と骨盤がしっかり固定されます。
巻くときのポイントとしてはコルセットのバンドを後ろから前に引っ張る際に少し前下方(恥骨の方へ)に引っ張ります。
なぜかというと背骨がS字状に構成されているからです。
しかし、ぎっくり腰などの腰痛が発生するとこの骨盤が後ろに倒れてしまい背骨のS字が消失してしまいます。
そこでコルセットを前下方に引っ張ることで骨盤が正常に位置に立ち上がり背骨の湾曲がS字に近づきます。
その結果負担がかかりにくくなるのです。
またコルセットを巻くときにもう一つ大事なことは巻くときにしっかり息を吐くことです。
息を吐くことにより腹圧がより一層高まり固定力が上がります。
正しい巻き方は、
①上前腸骨棘を通して腰骨と骨盤を巻く
②バンドは苦しくない程度にきつめに締める
③巻くときは前下方に引っ張りながら巻く
④息を吐きながら巻く
これらのポイントを守り巻くことでより一層腰にかかる負担が減り、痛みを感じにくくなります。
腰痛は適切な治療を行わないと慢性化し痛みやしびれが残存する可能性があります。
改善のためには腰痛が起きた直後から起きる周囲の筋肉の筋緊張や筋硬結(筋肉のコリ)を緩和させる必要があります。
この改善には当院で行っている神経解放テクニックが効果的です。
神経解放テクニックは整体と鍼灸を組み合わせた当院独自の治療法です。
ぜひ、慢性的な腰痛でお悩みの方は当院の治療を受けてみてはいかがでしょうか。