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このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
今回は「妊婦でもぎっくり腰は起きる|妊婦のぎっくり腰に対する正しい対処法」と題して、妊婦さんのぎっくり腰について解説します。
当院でも頻繁に来院される症状の一つにぎっくり腰があります。
腰痛やぎっくり腰でお悩みの妊婦の方はぜひ最後までお読みください。
なぜ妊婦さんはぎっくり腰を起こしやすいのか、ご存知でしょうか。
原因には以下の理由があります。
・骨盤のゆがみ
・運動量の低下
・体重の増加
・出産に備えての不安やストレス
特に最近は出産ぎりぎりまで仕事をされる方もおられるため、心身の疲れによって無理に体へ負担をかけている傾向があります。
お腹の中の赤ちゃんが大きくなるにつれて骨盤周りの靭帯や関節が緩んだ状態となります。
強靭な骨盤でも妊娠によって産道の広がりに伴ってグラグラな緩い状態となります。
妊娠初期のころからもこの骨盤を広げやすくし出産するために、 リラキシンというホルモンが分泌され始めます。
リラキシンには関節や靭帯を緩める働きがあるため、妊娠によって10㎏増えると通常の体重増加に比べて腰にかかる負荷は増大します。
この骨盤の不安定性は重心の崩れも同時に起こるようになるためお腹の張りも感じやすくなります。
さらにお腹が大きいために体の前方に重心がかかるようになるため、それを耐えようと反り腰になります。
この反り腰の影響が腰に対して負担が大きくなるため腰痛やぎっくり腰の原因となります。
ぎっくり腰の発生直後はまず冷静になるためにも安静第一が先決です。
「お風呂で温める」、「無理にストレッチをする」「痛いところをマッサージをしてもらう」などは炎症が強くなり、かえって腰の痛みが悪化する可能性があります。
まずは無理に動かさずに安静にしましょう。
まずは以下のような楽な姿勢を作ります。
【楽な姿勢の作り方】
・左右どちらか横向きで楽な方に寝る
・足にはクッションなどを下に敷く
・痛みの治まる位置を探す
・痛めた患部を氷で冷やす
この4つがポイントになります。
患部へのアイシングはできるだけ氷嚢(氷水)で冷やし、身体全体が冷えないように体全体を毛布などでくるむようにしましょう。
アイシングの時間は長くても15分くらいを目安に休憩を挟みながら断続的に行います。
冷シップはできる限り薬品の影響もあるため、使用する前には医師の指示で行うようにしてください。
ぎっくり腰直後から1~2日経過すると少しずつ動けるようになります。
ここからは「体が固まらないようにゆっくりと体を動かす」ようにします。
まずは横向きのまま「足を動かし、下肢からの血行循環を改善して患部の回復力を高めるようにします」。
その後、ゆっくりと寝返りができるようになってたら、「床に手をついて腕の力で起き上がる」ようにし座位姿勢まで体を起こします。
座位姿勢まで立ち上がることができれば、今度は「壁やテーブルを支えにして椅子から立ち上がったり、座ったりを数回繰り返します」。
ぎっくり腰が起きた直後は原則的に安静が重要です。
特に妊婦さんの場合はお腹の負担もある為、負傷後はまず医療機関等の受診しましょう。
動けるようになっても不安があるため回復するまで身内の協力も必要になります。
2~3日経過しても痛みが強く残ってしまう場合は鍼灸や整体などの治療をお勧めします。
妊婦さんのぎっくり腰は適切な治療を行わないと慢性化し痛みやしびれが残存する可能性があります。
改善のためには腰痛が起きた直後から起きる周囲の筋肉の筋緊張や筋硬結(筋肉のコリ)を緩和させる必要があります。
この改善には当院で行っている神経解放テクニックが効果的です。
神経解放テクニックは整体と鍼灸を組み合わせた当院独自の治療法です。
ぜひ、妊婦さんのぎっくり腰でお悩みの方は当院の治療を受けてみてはいかがでしょうか。