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このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
「ズボンの裾が片足だけ少し長い気がする」
「整体院などで左右の足の長さが違うと指摘された」
など、足の長さの違いを感じたことはないでしょうか。
今回は「足の長さが違う原因について|脚長差で起こる腰痛に要注意」と題して足の長さに違いが起こる原因について解説します。
足の長さが違うことを専門用語では「脚長差」といいます。
脚長差は7割以上の人に現れる現象だといわれており、さほど珍しいことではありません。
ここでは脚長差の原因を解説します。
一番多い脚長差は「機能的脚長差」と呼ばれるものです。
機能的脚長差は骨の長さ自体に差はないものの、脚周りの機能不全により脚長差が生じている状態を指します。
主な原因として、
・骨盤の歪み
・筋肉の緊張や低下
・踵骨や距骨などの足部のトラブル
などが関係しています。
この機能的脚長差の場合は、治療で改善できる可能性があります。
脚長差が起こる原因には骨そのものが短くなっている解剖学的脚長差という状態があります。
左右いずれかの脚の骨が短くなっている状態をさします。
起こる原因には以下のようなものがあります。
・先天的なもの
・病気
・手術後の影響
たとえば、
・先天性股関節脱臼
・骨折
・変形性症関節炎
・関節リウマチ
・人工関節手術の影響
などの疾患で起こります。
機能的脚長差との違いは、左右の足の骨の長さが同じかどうかという点です。
解剖学的脚長差の場合は改善が難しい可能性があります。
足の長さの違いは、日常生活でもあまり気づきにくいものです。
どのようにチェックすればいいのでしょうか。
ここでは足の長さの違いをチェックする方法を紹介します。
正確に足の長さを測るには、専門的に測ってもらえる義肢装具士や理学療法士に見てもらう必要があります。
解剖学的脚長差に当てはまる方が足に対して治療などを行うときは、これらの専門家に診てもらって足の長さを調べる必要があります。
また病院ではレントゲン検査のほか、アリス試験、間接測定法などの検査方法を用います。
腰や骨盤などに不具合が出て受診した際に測るケースが多いです。
専門家に診てもらうよりも正確さは劣りますが、セルフチェックでも脚長差を調べる方法があります。
セルフチェックでは3つの方法があります。
①脚を伸ばして床に座り、長さに差がないか確認する方法
→足をそろえてつま先を前に伸ばし、親指の位置に違いがないか確認する
②正座して膝の位置に左右差がないかを確認する方法
→正座したときの膝の位置が前後にずれていないかを確認する
③仰向けに寝て脚を胸に引き寄せて、膝の位置から左右差がないか確認する方法
→膝の位置が上下していないかどうかを確認する
ひとつの方法ではわかりにくい場合は、3つの方法を合わせて試すと左右差を正確に把握できます。
ぜひ試してみてください。
足の長さが違っていても自覚症状がない場合は、日常生活にさほど影響はありません。
しかし、この状態を長期間放置することで、体にさまざまなトラブルが生じてきます。
足の長さが違うと、短い方に重心が偏るため腰に負担がかかるようになります。
そうなると腰痛を引き起こす可能性が高まります。
腰痛に悩んでいる方は脚長差が原因になっている可能性があります。
また、長い方の脚に負荷がかかるようになると、筋肉や関節に痛みが出る可能性が高まります。
とくに骨盤が歪みやすくなり、腰痛を引き起こす可能性もあるのです。
さらに骨盤の歪みは背骨にも負担がかかるようになり、結果として歩行にも異常が起こるようになります。
この脚長差はすぐに甚大な悪影響をもたらすわけではありませんが、放置していると将来的には体のさまざまなトラブルの原因になるため注意が必要です。
このような足の長さの違いによって起こる身体の不調は当院で行っている神経解放テクニックで改善することができます。
神経解放テクニックは鍼灸治療と整体療法を組み合わせた当院独自の治療法です。
鍼灸と整体を組み合わせることで相乗効果が期待でき脚長差や身体の歪みの改善につながります。
ぜひ身体の歪みによる腰痛などでお悩みの方は当院にご相談ください。