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このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
体に疲労を感じた時に首や腰をボキボキ鳴らすのが習慣になっていないでしょうか。
「鳴らさないと腰が痛い」と感じる方もいるかもしれません。
実は無理に骨の音を鳴らすのは体に良くないことが現代医学の常識となっています。
今回は「腰痛には危険?|背骨をボキボキ鳴らせる整体について」と題して関節の音の正体や鳴らすことのリスクについて解説します。
体が緊張して筋肉がこってきたときに腰や背骨を伸ばすとすっきりします。
このときに腰など背骨をボキボキ鳴らさないと気が済まない方もいるのではないでしょうか。
実は音が鳴るからといって、体がすっきりするわけではありません。
誰にでも起こる関節を伸ばしたときに鳴る音の正体を正しく解説していきます。
背骨や腰を伸ばしたときにボキボキやゴリゴリと音が鳴るのは、実は組織内にある気泡がはじける音といわれています。
専門用語では「クラッキング」と呼ばれています。
またボキボキする音は、関節内に生じた気泡が破裂する「キャビテーション」と呼ばれる現象から生じます。
体を曲げたり伸ばしたりしたときに関節が本来の可動域を超えると音が鳴るのです。
注意するべきはこの気泡が破裂するときには莫大なエネルギーが発生し、この破裂によって関節が破壊されるリスクがあります。
ボキボキと関節の骨が鳴ると「気持ち良い」と感じる方は多いのではないでしょうか。
しかし勘違いしてはいけないのは、このスッキリする効果を題しているのは関節を動かしたときのストレッチ運動によるものです。
腰や背骨を鳴らそうと体を曲げ伸ばしすると周囲の筋肉にストレッチ効果が起こり筋肉が緩みます。
その際のストレッチ効果で、筋肉の血流や柔軟性が改善されるのです。
そのため腰のこりをやわらげるために関節の音を鳴らす必要は全くありません。
「ボキボキと音が鳴っているから良くなっている」と脳にフィードバックすると癖になりやすいため注意しましょう。
主にボキボキと関節に音が鳴るのは、関節を曲げ伸ばししたときです。
音が鳴るまで無理に関節を動かそうとすると、筋肉や靭帯を痛めるリスクがあります。
また日常的に音を鳴らしていると、慢性的に関節周囲の軟骨組織に負担をかけることになります。
それにより腰の痛みが悪化する可能性があるため癖がついている方は注意が必要です。
そのほかにも背骨には脳につながる脊髄神経が通っています。
関節に負担をかけすぎると、脊髄損傷につながることもあります。
呼吸の乱れや手足のしびれ、めまい、頭痛などの神経症状が起きる可能性もあります。
最悪の場合は命の危険にもつながるのでなるべく腰や背骨をボキボキ鳴らすのは避けましょう。
自分でセルフケアしてもなかなか背骨の硬さや痛みがとれない場合は、整体と鍼灸を組み合わせた当院独自の神経解放テクニックで早期の改善が期待できます。
特に姿勢や動きにかかわる強い痛みはマッサージよりも深部にアプローチできる鍼灸と整体の施術がとても効果的です。
また、背骨の硬さを効果的に解消させるなら首や肩のこりも合わせてケアすることもとても重要になります。
背中の筋肉が緩むと、痛みや疲労の改善以外にも「睡眠の質が上がった」「頭重感がすっきりした」「身体の動きがスムーズになった」という効果も期待できます。
ぜひ、疲れによる背骨の硬さや痛みでお悩みの方はご相談ください。